Backlog World 2019 に参加してきました。

2019/01/26 東京秋葉原にて
プロジェクトマネジメントツールで注目している「Backlog」の世界?イベントがあるというので参加してきました。JBUGというバックログユーザー会コミュニティには参加していたのですが、どんな会だろうと思っていましたが、想像を超えたイベントでしたので久々にブログでご報告いたします。あ、私はプロジェクトマネジメントに若い頃興味を持って、ずっと勉強なり、資格なり、やってきた人物です。
JBUG広島に参加し、JBUG岡山で少しお話しもさせていただいた関係で、当日参加されていた、JBUG岡山の河内さんとも会場で合流させていただきました。

オープニング

 ジョージさん(実行委員長)の挨拶から始まりました、room1は広かったのですが前の方から埋まっていく感じで、参加者の積極性が感じられました。(普通はなかなか前に行ってもらえません)

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オープニング

基調講演「田舎の木材工場で起きた奇跡」と、その後。

最初の基調講演は、Good Project Aword 2017を受賞された方のその後のお話しでした。写真はうっかり撮らなかったのですが、内容はBacklogの話ではなく「ビックハウス」という顧客の話が中心で、社長から「工場の未来のためにIT化が必要、何とかして欲しい!」というチョー漠然とした依頼からの大変身物語でとても感動しました。木材工場内でiPadを使って紙の設計図を無くすというのは、やれそうでやれないことを短期間でやられた感じでした。正直ここで自分のスイッチが入るのがわかりました。

お昼休憩(お弁当支給)

河内さんFB投稿へのコメントから同じビルの「串揚げ立吉」が美味しいとの情報を受けて、行こうと思っていたのですが、これだけ豪華な弁当支給に二人とも満足満足しました。欲張って取ったメンチカツバーガーは結局食べれず、翌朝にチンしていただきました(これも美味しかった)

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ヒレ弁当、メンチカツバーガー(支給)

「連絡板」が支える、Backlog嫌いなクライアントとのコミュニケーション

午後1room2、早めに移動して(これが大正解)短めの講演を聞きました、Backlog使ってくれないクライアントあるあるで、面白かったです。入った時にはすでに席はほぼ埋まっており、一番後ろに椅子を出して座りましたが、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

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「連絡板」が支える、Backlog嫌いなクライアントとのコミュニケーション

小さなチームの全員マネジメントな日常

午後2room2、ここでは実際に長野県で使用されている方で、アジャイルスクラムを活用されていたので、とてもよかったです。10:30、14:00、16:30と1日に3回もスタンドアップミーティングをされているそうで、2時間のタイムボックスを作って、その間の予定、実績、問題を共有されている感じでとても良いと思いました。そのほかにも、ペアプロ、モブプロの実践もされており、6か月のチームでこうなるにはスクラムマスターの力量も計れる物がありました。

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Backlogでわかる炎上の見分け方、消し方

午後3room2、このタイトル、結構すごいなと思っていたのですが、講演者も最初から「タイトル回収」について気にしておられましたので、優しく見ることができました。結局、炎上を防ぐとは、最初に3ヶ月くらいのプロジェクトで、500くらいの課題をあげる手法とのことで、機能やフェーズ、想定問題などで事前にあげて顧客と共通認識しておくのだそうです。当然プロジェクトが始まると想定外の問題や発生しなかった問題もあるのですが、1週間に一回整理していきながら顧客とのコミュニケーションを取ることでうまくいく感じでしょうか、ある意味ウォータフォール的な手法とも言えますね(笑)

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Backlogでわかる炎上の見分け方、消し方

カスタマー・リレーションとエンジニアを繋ぐBacklog

午後4room2、こちらはJBUG岡山で知り合った前川さんの講演です、オミカレという会社で働いておられ「婚活といえばオミカレ!」とtweetしました。そーだい先生の会社ですね。話し方や内容も良く、クラウドのツールを駆使しているところは参考になりました。

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カスタマーリレーションとエンジニアを繋ぐBacklog

"男女不問?!"女性脳を活かしたプロジェクトマネジメント

午後5room2、講演者は唯一女性の「粟生(あおう)」さんです。マネジメントに必要な3つ要素「計画性」「表現力」「合理性」についてから、人間の脳には男性脳と女性脳があるという話からの展開でしたが、途中で性別は関係ないとの流れになりました。これは私は知っていたのでとても腑に落ちました。以前「感性プロジェクトマネジメント」というタイトルで脳の働きについても調べたことがあったのです。さらに現在AI開発関連の企業にもお勤めとのことでバリバリキャリアウーマンですね。という訳でとてもシンパシーを感じたので、秋にある「とあるシンポジウムの講師」にお誘いもしました。

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”男女不問?!"女性脳を活かしたプロジェクトマネジメント

できるだけシンプルにしたいプロジェクトマネジメント 〜 通りすがりのエバンジェリ

ストがみてきた20年、その瞳は何をみる

午後6room2、次は仮面ライダーエバンジェリスト?の長沢さんです。長沢さんはスライドの作り方も素晴らしく、年代認識に平成ライダーを使ったり、シンプルに直感的に伝えることが得意な方です(個人の感想ですw)ラショナルローズからずーっとこの畑にいらっしゃる長沢さんならではの流石の講演でした。あえて内容には触れません(笑)

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できるだけシンプルにしたいプロジェクトマネジメント


LT大会2

次はライトニングトーク4連発です、いずれも通常の5分より少し長めでよかったです。

  • 副業エンジニアもBacklogでプロジェクト管理しよう!
  • 大規模スマホアプリ開発のためのコミュニケーション
  • 副業時代のプロジェクトマネジメント
  • オイラ大地の愛するBacklog

めちゃくちゃイケメン、しゃれおつな若者で、懇親会でも名刺交換しました。名刺もオシャレだったw

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副業エンジニアもBacklogでプロジェクト管理しよう!

わりと大きなプロジェクトのマネージャで話の内容に説得力あり、LT話術よりも内容でで圧巻でしたね

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大規模スマホアプリ開発のためのコミュニケーション

正業を平日昼間こなして、休日と平日夜間で副業というパターンで働かれている方で、27歳という若さで、昔からマネジメントは得意だったということで「いいぞっ!」って思いましたね

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副業時代のプロジェクトマネジメント

次が一番ライトニングトークらしかったのですが、私は知らなかったのですが、オイシックス・ラ・大地株式会社は、有機無添加食品、ミールキットの通信販売を行う会社でマザーズに上場もされている会社での使用、家庭での使用も合わせてBacklog大好きな方でした。

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オイラ大地の愛するBacklog

懇親会

実行委員長のジョージさんの乾杯から、プロジェクトマネジメントボードゲームのじゃんけん大会、充実したお酒とケイタリング料理なのかな?お寿司やサラダなど結構いただきながら、名刺交換を積極的に行いました。うっかり自分の名刺が切れてしまい、大学の名刺や、所属団体の名刺、最後には趣味の名刺でごまかしながらお話しした方の名刺を頂戴しました。

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お寿司お寿司お寿司

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その他の充実した料理

まとめ


今回、初めての参加でしたが勢いを感じるイベントでしたね、バックログというウェブアプリケーションで、企業色が強いのかと思っていましたが、他のオープンイベントと変わりない感じで、技術よりに偏りすぎずとても心地よいイベントと感じました。第二回の今回からJBUGというユーザー会主催となったということですが、とても良いと思います。「プロジェクトマネジメントと働き方改革」というテーマはありがちなテーマですが、本質は「人と人のコミュニケーション」を活発にさせるということに他ならず、今後もさらに大きなイベントになってゆく未来が見えたような気がします。(個人の感想です)